千葉マウスピース型矯正歯科ガイド
千葉県でマウスピース型矯正装置【インビザライン・薬機法対象外】治療希望の方へ
千葉マウスピース型矯正ガイド
下顎前歯はリンガルルートトルクを入れる事で圧下は可能。
上下の前歯部をフレアリングさせる事ができない過蓋咬合の場合のバイトコントロールは非常に困難です。上顎前歯にリトラクションフォースをかけながら歯根を圧下させる事は、臼歯の近心傾斜のリスク高まるため、このようなケースは下顎前歯の圧下で対応する事になります。
下顎前歯を圧下させる方法は以下です。
- 下顎3-3にリンガルルートトルクを-15°くらいセットアップでいれ圧下させる。また、下3には近心へのアンギュレーションも加える
- 前歯→犬歯という順番でセグメントに分けて圧下させる。
どちらも注意点は下顎大臼歯に強いアンカレッジが求められるため、長方形型のアタッチメントを横型に設置する方が望ましいと思います。また、オーバージェットがない場合は、前歯にバイトランプがあった方が多少臼歯挺出の補助になりますのであった方が良いと考えます。
<舌側アライナーが浮くくらいトルクを入れる>
下顎前歯の圧下は、時間をかけて行う事で行う事ができますが、犬歯関係がI級になっておらず、オーバージェットがある場合は咬合力も利用できないため改善が難しいといえます。小臼歯抜歯ケースなどは上顎前歯の圧下が難しく挺出しやすいため、下顎前歯の圧下が必要になります。
