千葉マウスピース型矯正歯科ガイド

千葉県でマウスピース型矯正装置【インビザライン・薬機法対象外】治療希望の方へ

千葉マウスピース型矯正ガイド

インビザライン治療を、治療方針や装着感の問題でやめたい方は一定数います。治療をキャンセルする場合は、一定額費用がかかる事あります。

インビザラインと相性が合わない方は必ずいる

インビザライン治療は100人以上行うと、矯正装置が自分の性格と合わないので「やめたい」という相談が3人くらいは必ずでてきます。時期としては、治療開始前開始直後2週間ほど経った時点が一番多いと言えます。それぞれ解説していきます。

<治療をやめるかやめないかは非常に迷うところ>

治療開始直前にやめたい理由

通常、矯正治療を開始する前に必ず、治療計画書もしくは同意書に患者さんはサインをします。計画に少しでも疑問や迷いがある場合は、サインせず一旦持ち帰ってから検討しましょう。

治療方針が合わない

治療開始前のやめたい理由としては、「診断後によく考えた結果、治療方針が自分に合っていなかった」という場合があります。インビザラインは、歯根大きく動かす治療は得意ではなく期間もかかります。実際1つの症例に3つくらいの治療方針が本当はあったとしても、インビザラインを使用する場合は、希望の治療方針が選択できないといった事ができてきます。

親知らず抜歯をしたくない

また、インビザライン治療はスペースを作る際、小臼歯抜歯より親知らずの抜歯を選択する事がとても多いです。そこで問題になるのは、歯茎や顎骨に埋伏している親知らずです。生えていない親知らずは、歯茎を切って、分割して抜歯をしなくてはなりません。生えてないから、抜いても歯抜けにはならないので良いのすが、小手術ですからちょっと恐怖感があります。自分自身もこの埋伏親知らずを抜歯した事はありますが、小臼歯抜歯と比較して、口を開けている時間が長かったり、抜歯後痛みや腫れがあったりと、やはり大変だったという思い出があります。実際、下の左右両方の親知らずや抜歯の処方が出てて、片方抜いた後に気持ちが萎えてしまって、「親知らずを抜きたくないので治療をやめたい」といった相談はあります。

本当に治るのか心配

他にも、インビザラインはインターネットで検索すると「失敗」「治らない」というコメントも多く見かけます。治療前にそういった検索をしているうちに治療が怖くなってしまうという例もあります。どんな医療にも「効果がない」という声は一定の割合であるわけで、インビザラインで特によくそういったコンテンツをよく見るのは、それだけシェアが広まっていると考えていただくと良いと思います。

治療開始直後にやめたい理由

こちらは、2つに分かれます。取り外しが面倒という理由と、違和感が慣れないという理由です。意外なのは、思っていたより、見た目が目立つという悩みは意外とないようです。

対処法としては、ワイヤー型装置に変更するという形になります。審美的に気になる方は裏側装置に変更する形です。当院ではインビザラインから表側装置への変更は費用なく、裏側装置への変更は差額分費用の負担で変更は可能です。

間食がしずらい

インビザラインは食事と歯磨き以外は基本的には装着していなくてはなりません。という事は、少しでも間食をする度に外さなくてはならないのです。お菓子を食べながら仕事や勉強、ちょっと美味しいものを味見しようとすると、いちいち装置を外し、その後ちょっと口をゆすいでから再装着です。ストレス発散の食事がちょっとストレスが溜まりそうという方が、治療をやめたくなるようです。ただし、これは患者さんの性格にもよります。

装着時の違和感が強い

違和感に関しては、「噛み合わせが高く感じる」・「厚みで口が閉じれない」・「発音ができず喋れない」・「吐きそうになる」など・・・様々なパターンがあります。人の気持ち悪いという感覚には閾値というものがあります。同じ歯並びでも、大丈夫な方もいれば、限界になってしまう方もいるという事です。また、多くは1か月ほどすれば違和感はだいぶん落ち着くのですが、そこまで我慢ができないという方もいらっしゃいます。
詳しくは…

担当医と相談できない

「治療しているのに担当医の先生とは全く会えない」嘘みたいな本当のお話はよくあります。
インビザライン治療の場合は、歯科衛生士を中心としたスタッフが歯科医師の指示もと行える作業が多い治療です。ですから、毎回通院しているのに、ちょっとした治療の内容は担当医の先生とすぐに相談ができないという事例も医院のよってはあります。また、医院によっては、歯科医師が遠隔で患者さんが撮影した写真でしか確認しないケースもあります。

矯正治療中の患者さんは、常にわからない事が多くあります。これが、すぐに解決できない場合はやはり不安がつのり、治療をキャンセルして転院を考えたい患者さんもでてきます。

キャンセル後にある費用の問題

インビザラインが合わず治療をキャンセル場合には、治療費が問題になってきます。クリンチェックというデジタルセットアップを完成させ、アライナーを発注してしまった後の場合は、25%程度の治療費もしくはキャンセル費用がかかります。これは、インビザライン自体が、矯正歯科装置の中でも高額医療機器に分類されるからです。

 

治療を始めなかったとしても、ある程度治療費はかかってしまう」という事がインビザライン治療のキャンセルであるトラブルの一つになります。そうならないよう、初診時に自分にあった治療方法をよく相談しましょう。

千葉県八千代市のクリニック