千葉マウスピース型矯正歯科ガイド
千葉県でマウスピース型矯正装置【インビザライン・薬機法対象外】治療希望の方へ
千葉マウスピース型矯正ガイド
チューイーはアライナーを確実にフィットさせるために必要です。
アライナーは上から覆うようにして個々の歯を捕まえて少しづつ動かします。1つのアライナーで約0.25mm程度、目的の位置へ歯を動かした状態で作成します。
ですから、新しいアライナーに交換すると最初はちょっと歯をアライナーの間に少し空隙がある状態になります。この空隙へ該当歯が交換日数以内に動ききらないといけません。その補助をしてくれるのがチューイーになります。
チューイーを噛むと、その部分のアライナーの空隙がなくなる方向に歯が動き、より確実に歯が動きます。様々な加速装置などで矯正治療のスピードを上げる方法がありますが、インビザライン治療を確実に進めるためにはこのチューイーをしっかり噛む事が大切と言えます。
チューイーは各症例によって噛み方は異なります。最も一般的な使い方は、新しいアライナーに交換して最初3〜4日のみ、就寝前に20分ほど使用するパターンです。チューイーは一回使い切りではなく、破れてくるまで繰り返し使用します。
チューイーは主に前方の歯に使用します。クロスバイトと呼ばれる1本だけ内側に歯が入っている状態の場合はよくアンフィットが起きやすく、この部分に使用する事は大切です。マンチーズと呼ばれる歯列の溝があるタイプの方がよりしっかり使用する事ができます。
奥歯の使用に関しては限定的です。遠心移動といってエラスティックを使用して奥歯を後方に動かしている場合は使用していただきますが、あまり使用しすぎると奥歯が歯茎方向に沈むように移動します。特にブラキーと呼ばれる噛む力が強い骨格の方は、使用し続けると臼歯部オープンバイトが発生してきてしまいます。
<マンチーズ:クロスバイトとよばれる前歯が内側に入っているケースには有効です>